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地域課題解決プロジェクト

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美瑛町異業種人材育成研修「地域課題解決プロジェクト」

美瑛町異業種人材育成研修の取り組みについて

 美瑛町では、平成25年度より地域人材育成研修交流センター(旧旭小学校)を拠点に、ヤフー株式会社をはじめとする企業各社と町内関係機関で働く若者たちで構成されるチームで、町が抱える課題の発見から解決策の提案までを行う「地域課題解決プロジェクト」を実施しています。
 このプロジェクトの参加者は、半年間をかけて美瑛町で調査を進め、この地域ならではの提案に向けて検討を重ねた上で、最終的に実現の可能性がある解決策を提案します。異業種の多様な人材で構成されたチームで難しい課題に取り組むことによって、参加者の成長を促す「人材育成」の側面を合わせ持った研修となっています。
 
※参加企業
 ヤフー株式会社(H26~H30)
 パーソルホールディングス株式会社(H26~H30)
 株式会社マクロミル(H29~H30)
 ヤマトホールディングス株式会(H29~H30)
 パナソニック株式会社(H29~H30)
 アサヒビール株式会社(H26~H28)
 日本郵政株式会社(H26~H28)
 株式会社電通北海道(H26)

 

平成30年度 年間研修スケジュール

Session 日時 場所 テーマ
Session1 5/19~21 美瑛町
チームビルドと美瑛ネットワーキング
・座学(リフレクション、地域課題解決の作法)
・ネットワーキング(問いの車座、交流会)
Session2 6/23~25 美瑛町
解決する課題の設定
・10分間プレゼン(課題設定の背景、解決策の提案)
・トップスピーチ(ヤマトホールディングス株式会社 上席執行役員 梅津 克彦 様)
Session3 7/21~23 美瑛町 中間報告会とチームリフレクション
・中間報告会(15分間プレゼン)
・チームリフレクション
・町内中学校キャリア教育
Session4 8/4 東京都 監修・中原教授への活動報告、提案内容の整理
美瑛FW
- 美瑛町 フィールドワーク(自由研究)
※プロジェクトチームごとに日程を決め、Session3とSession5の間に1回実施
Session5 9/30 東京都 最終プレゼンテーションのリハーサル
※胆振東部地震の影響により美瑛町開催を中止して、別途東京にて開催。
※Session6までの間に各チームの任意でフィールドワークを実施。
Session6 10/20~22 美瑛町 最終報告会
・最終報告会(20分間プレゼン)
・チーム・個人リフレクション
  
 

 平成30年度提案内容

 本年度はテーマを「国際化」に設定し、全6グループから次のような提案がなされました。

Aチーム “丘”yelliプロジェクト

【現状分析・課題】
 今後も美瑛町の外国人観光客が増加する傾向にあることと外国人観光客の旅行消費額が大きいことを好機ととらえました。しかし、美瑛町は観光入込客数は増加しているものの、その魅力となっている農業景観を創出する農家の所得向上には連動しておらず、農地の立ち入りや交通マナーなどの問題が生じることで、むしろ農家への負担が増していると分析します。
 そこで、観光資源となる農業景観を創り出している農家に対して、観光推進によるメリットを享受し、デメリットを軽減するため、景観で資金を得て還元することによって、農家を応援する仕組みをつくることを提案します。



提案資料(PDF)PDF(6.60 MB)

【課題解決策】
 「丘」に関連する観光スポットや施設にスマートフォン決済を活用した募金ができるシステムのQRコードを設置し、景観保全に対しての募金と応援メッセージを集めます。美瑛町を訪れる外国人は寄附志向が高く、スマートフォン決済が盛んであることから有効な手段と考えており、観光客の増加とシステムの浸透を考慮して5年間で約2,700万円の募金を見込んでいます。
 集まった募金は、営農に係る費用への配分、農地を守る施策への投資などにより還元します。また、観光客が感じた感動や喜びの声を見える化するとともに、直接農家に届けることで、農家と観光客の距離を縮めることにつながります。
 この一連のサイクルを通して、美しい丘に魅了された外国人観光客が美瑛町の応援者となり、本プロジェクトのシステムを介して募金や賞賛、アイディアを農家に届け、それを受け取った農家の営みにより丘が守られる循環が生まれることを期待できます。

Bチーム 美瑛deインターン

【現状分析・課題】
 美瑛町は外国人観光客が多く訪れるまちとして全国区であるものの、その魅力の多くは農業の営みなどの生活との密着度が高いものであり、観光地運営は他の地域にない難しさを抱えていると分析。国によって言語や文化が違うことは当然であり、来訪者が地域について理解を深める取り組みを進めていく過程においては、その違いを正確に「知る」、「伝える」ことが重要であり、日本と外国を結ぶ架け橋となる人材の必要性を主張します。
 そこで、外国人留学生に着目し、インターンシップを通して、異文化間における情報伝達の架け橋を担う人材を確保する提案を行います。



提案資料(PDF)PDF(2.55 MB)

【課題解決策】
 東京事務所を拠点に、外国人の視点で美瑛町の情報獲得、発信を行います。外国人を職員として採用することは、在留資格等の関係からハードルが高いため、日本に対する興味・関心が高く、学業以外の場で人とのつながりを求めている外国人留学生を対象に、東京事務所を拠点とした通年型の就業体験により実施します。東京事務所を拠点にする理由としては、東京都内の留学生が全国の38%を占めている点に着目しています。
 正しい情報発信を行うために、まずは美瑛町を知る必要があることから、10日間の行程で美瑛町での暮らしを体験します。その期間を通して得た実体験や人とのつながりは、東京での情報発信の業務を行う際に活用し、世界に向けて効果的かつ継続的に美瑛町の魅力を発信していきます。
 このインターンシップが継続し、美瑛町との強い関係を持った留学生が毎年増えていくことで、世界中に美瑛町とのつながりを持った人脈が広がり続けていくことが期待されます。

Cチーム VRガイド付きサイクリングツアー

【現状分析・課題】
 国際化時代を国や地域を越えてヒト・モノ・カネ・情報の流動性が高まる時代と定義し、市場が拡大する一方で競合も増える時代と解釈しました。そのような時代において、美瑛町では、急速に増えた外国人観光客への対応が追い付いていない状況にある一方で、他地域では外国人観光客の誘致が活発になっており、国際化が進む好機において、美瑛町は外国人観光客誘致を目的にした取組みに注力できていないことを課題に設定しました。
 しかし、対応が追い付いていない現状がある中で、より多くの外国人観光客を受け入れることから、効果的な観光客の誘致方法を模索し、新たな観光商品を提案します。



提案資料(PDF)PDF(2.76 MB)

【課題解決策】
 このツアーでは、視聴用ゴーグルと地図を事前に受け取り、出発前に注意喚起映像を必ず視聴することで、効果的なマナー啓発を図ります。サイクリング出発後は、地図に記載されたVRポイントで現地の異なる季節の風景やその景観に関連する情報(作付けされている野菜の特徴など)を視聴することで、その地に何度も訪れたような没入観を感じ、地域の理解を深めることもできるため満足度を高められます。また、VRは多言語に対応しているため安心して観光することができます。
 このようにVRを活用して人手を介さずにガイドを行うことで、効果的な観光客の誘致が期待できます。

Dチーム KUアプリの開発(CODE for BIEIの実現)

【現状分析・課題】
 美瑛町の発展に向けた様々な課題の中から健康促進に焦点を当てました。
 健康促進を図る上では、健康診断による疾病の早期発見、健康づくりなどの予防対策が重要であるものの、美瑛町の健康診断の受診率は、各世代50%未満と低い状況であることを上げ、既存のK♡U(健診受けよう)運動をテクノロジーの活用により推進していく施策を提案します。



提案資料(PDF)PDF(2.85 MB)

【課題解決策】
 美瑛町では、健康づくりを目的とした自主的な活動に対してポイントを付与する事業を実施していますが、その事業の普及のためにアプリケーションを導入します。スマートフォンに備え付けられた歩数計の機能と連動したポイント付与や積極的な健康情報の発信を行うことで、利用者の健康に対する意識や行動の変容を促します。
 アプリケーションの導入には、IT企業が自治体に対して人材派遣の支援を行い課題解決に取り組む「CODE for AMERICA」の取り組みを参考に、町民、行政、企業が連携して開発を進める体制をつくります。この協働する取り組みでは、最先端の技術を地域の実情に合わせて最大限に活用することができるため、本提案以外の地域課題の解決への寄与も期待できます。

Eチーム MEET UP BIEI

【現状分析・課題】
 美瑛町に多くの外国人観光客が訪れることで、生活習慣の違いによるトラブルの発生も少なくはなく、町民の中には快く受け入れられない方がいる現状をアンケート調査から把握しました。外国人観光客に対する印象は、国際交流の経験の有無によるものと推察し、町民の気持ちの国際化を進める施策を提案します。



提案資料(PDF)PDF(2.17 MB)
【課題解決策】

町民と外国人観光客の濃すぎず、薄すぎない、自然なコミュニケーションが生まれる場を創出します。既存の「丘のまち交流館 bi.yell」を活用し、週に1回、そこに集う方々がともに関心を持つような体験活動を提供するとともに、コミュニケーターを介して町民と外国人観光客の交流を促進することで、町民にとっては新たな体験と出会い、外国人観光客にとっては、美瑛町ならではの体験や地元の方々とのふれあいを得ることができます。
 このような活動を通して、町民と外国人の交流が生活に溶け込むまちの実現が期待できます。

Fチーム BAC(Biei de Asobinagara Comunication)ジュニア

【現状分析・課題】
 美瑛町は、他の地域と比較して圧倒的に交流できる観光客が多い環境にある一方で、町民の中には外国人観光客に対してネガティブなイメージを持ってしまっている状況を「もったいない」と捉えます。
 国際化の流れには逆らえない時代の中で、アンケート調査から外国人との交流に興味を抱く子どもが多いことを踏まえ、ネガティブなイメージとは反対に、外国人とふれあうことのできる環境を有効に活用して、国際化時代に対応できる人材を育成する取り組みを提案します。



提案資料(PDF)PDF(8.33 MB)
【課題解決策】

現代においては、音声翻訳技術の飛躍的な向上により「言語の壁」は越えつつあることから、語学力ではなくコミュニケーション力に着目し、その習得ステップの初期段階である「興味・関心」に注力したプログラムを提案します。具体的には、小中学生を対象に、夏休み期間中の3泊4日の行程により、異文化コミュニケーションに対する興味・関心を養う体験活動の機会を提供します。
 活動においては、大学生の協力をもとに、異文化にふれる楽しさを遊びながら感じ、美瑛町のことをより深く学んだ上で、集大成として観光ガイドなどを通して外国人との交流を実践します。まずは英語を中心とした活動を実施しますが、将来的には中国語圏などにも対応できる取り組みを展開する予定です。
 この取り組みを通して、国際化時代に対応できる人材を育成することで、国際化が進む現代において次世代を担う子どもたちの未来を広げることにつながります。




  
 

過去の提案内容

 平成26年度からの提案内容はこちらPDF(691.60 KB)からご確認ください。
 
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お問い合わせ

政策調整課
電話:0166-92-4330

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