ここから本文です。

令和5年度

美瑛町役場 >  町政情報 >  美瑛の町政について >  まちづくりへの住民参加 >  まちへの意見 >  令和5年度 >  東小学校における一人一台端末の扱い

東小学校における一人一台端末の扱い

 ご意見

 美瑛東小学校における一人一台端末の扱いに関していくつか疑問点がございますので、ご回答願います。

①なぜ、毎日端末を使っての課題が出されるわけでもないのに、毎日持ち帰る必要があるのでしょうか?
各家庭に電気代の負担および管理の責任を押し付けようとしているだけのようにしか思えません。
体調確認のためという理由も、従来どおり保護者が伝えるべきことであって、子どもと学校が直接やりとりする必要性を感じられません。
また、学校を休んでも家で授業を受けられるということは何のメリットにもなりません。むしろ、端末があることを理由に体調不良で休んでいても授業を受けるよう強要するような風潮を作り出すのはいかがなものかと思います。
第一、クロムブックは重すぎます。1.3kgあり、それだけでランドセルひとつ分の重さがあります。使わない日がほとんどなのに、そんなものをただ学校の充電代をケチり、責任を軽くするためだけに毎日持ち歩かせる必要はあるのでしょうか?

②美瑛東小学校では、クロムブックを安全に持ち歩きするために、クロムブックをランドセルに入れ、水筒はランドセルに入れるなと指導しています。痛ましい事故が起こっているために消費者庁から水筒の肩掛けは避けた方がいいと注意喚起がなされているこのご時世に、クロムブックごときのためにランドセルに入れるなとはおかしいと思いませんか?子どもの安全とクロムブックの安全、どちらが大切なのでしょうか?

③Wi-Fi環境の整備を各家庭に負担させるのもおかしな話です。各家庭の善意に甘え過ぎではありませんか?それぞれの家庭が十分なセキュリティ対策を行っているとも限らないのに、信用しすぎではありませんか?
ポケットWi-Fiの貸与も契約云々は家庭任せというのは、美瑛町さんは子育て支援に力を入れていると豪語しているわりにお粗末な話ですね。

④美瑛東小学校では、一人一台端末は親にも触らせるなと指導しています。
どこの誰と連絡を取るか分からない、学校から不適切な連絡が来る可能性も有り得るのに、児童本人以外は触ってはいけないと言ってくるのはどうなのでしょうか?もちろん、親が好き勝手に使ってはいけないという意味での注意喚起なのだとは理解していますが、万が一のことを考えれば、「親がいるとき以外は使ってはいけない」「メールは親にチェックしてもらう」くらいのことは条件付けするべきではありませんか?インターネット環境や電気などを家庭に依存しておいて、家庭を爪弾きにするような態度は横暴に感じます。
 

 町の回答・対応  (担当課:教育委員会管理課)

 御指摘のとおり、本町の一人一台端末「Chromebook」が、小学生にとっては少々重たいということは承知しております。児童は、教科書のほか水筒なども持参し登下校している現状を踏まえ、今後、端末を更新する際には、端末に必要な機能を重視しつつ、重量についても考慮してまいります。
 端末の持ち帰りの必要性につきましては、コロナ禍においては、学校で臨時休業が必要となった際、オンラインで家庭にいる児童生徒へ授業を配信するなど、子どもの学びを保障するという意味では、一定の効果がありました。本町においても、一部の中学校で同様の措置を講じた経過もあり、日頃から各学校の児童生徒が端末を持ち帰り、学級閉鎖などの緊急事態に備えることは、意味があるものと考えています。ただし、端末の持ち帰りは、児童生徒の学びの保障に主眼を置いているものであり、体調不良の子どもに学習を押し付けるものではありません。元気な子どもは勿論、学びたくても学べない不登校傾向にある子どもなどに、ICTを活用し学びを保障するものですので御理解願います。
 一方で、単に重たい端末を持ち帰らせることは望ましい状態ではなく、端末を活用し、学校において宿題などの必要な課題を提示したり、児童が自ら学びを進める家庭学習に活用したりすることが重要です。この点について教育委員会から学校の管理職を通じ、端末の持ち帰りが児童にとって効果的なものとなるよう指導しております。
 セキュリティ面の対策については、当委員会では、令和2年度に全ての児童生徒に端末を配布した際、Chromebookに搭載されたChromeOSが、他のOS端末よりもセキュリティ面で優れていると考え、本機種を選択しました。このため、通信環境に起因する端末の異常現象は、現時点で起きておりません。今後は、子どもによる不適切な端末の操作など、児童生徒の情報モラルや情報リテラシーの教育が一層重要であると考えており、学校と家庭が連携し子どもの健全な発育を支えていきたいと思います。
 端末の通信費用など、家庭には学習に必要な一定程度の費用を負担いただいておりますが、下記の事業によって基準に該当する家庭に対しては、オンライン学習の通信費用の一部を援助しておりますので、その旨御承知いただければ幸いです。

【教育に関する援助等】
https://town.biei.hokkaido.jp/child/education/assistance/





 

本文ここまで

ここからフッターメニュー

ページの先頭へ戻る