丘のまちびえい「新ロゴマーク」の制作について(中間報告)
概要
北海道でも指折りの観光地となった美瑛町では、急速な知名度上昇の過程で様々なロゴが乱立し、多様な使われ方をしています。
一目でわかる、一貫性のあるまちの魅力形成のためのオフィシャルな発信媒体として、ロゴマーク(及びキャプション)は大切なツールであり、今後、ふるさと納税をはじめあらゆる機会に重要とされる「イメージ向上」のために、新たなロゴマーク→「コミュニケーションマーク(従来の町章とキャッチフレーズ《丘のまちびえい》に代えてということではなく、美瑛町に暮らす全ての人々、美瑛町に関わる関係人口並びに企業等が、広報的に使えるもの)」及びキャッチフレーズ制作を行いました。
制作にあたっては、特定の個人に制作依頼するのではなく、多分野で活躍する町民の考えを基礎とすることとし、町民が想い描く美瑛の魅力の「最大公約数」となるものを目指したため、商工会、農協、森林組合、社会福祉協議会、観光協会等の各団体から社員・職員の方にメンバーとなっていただき、併せて美瑛高校生、一般公募の町民併せて10名の皆様と、アドバイザーとして拓真館の前田景さんにご参加いただき、ワークショップ方式で原案をまとめました。
令和6年10月と11月に開催されたワークショップでは、美瑛町の魅力を深掘りしながら、未来への期待を形にする議論が行われました。町民の意見やアイデアを積極的に取り入れることで、このロゴはまさに「これからの町のシンボル」となるように制作を進めています。
このページでは、ロゴ制作の進捗をご紹介します。
ワークショップの詳細
第1回(令和6年10月開催)
第1回ワークショップでは、美瑛町の特徴や魅力、そして未来への期待について、グループで議論を重ねました。「美瑛らしさ」を定義するために、十勝岳や丘陵地帯といった自然の象徴、そして農業の歴史や営みについて意見交換が行われ、町民の思いが共有されました。特に、美瑛町の風景が多くの町民にとって「誇り」であると感じられていることが明らかになりました。また、未来への期待では「若者が住み続けられる町づくり」や「持続可能な農業と観光の両立」といったテーマが挙げられました。町民の方々からは、「美瑛の未来をどうしたいか」を具体的に考える貴重な機会だったとの声が寄せられています。
第2回(令和6年11月開催)
第2回ワークショップでは、第1回で議論された内容を基に、キャッチフレーズやロゴデザイン案の評価・議論を行いました。参加者の意見を反映したキャッチフレーズやデザイン案が提示され、それらを見ながら「美瑛らしさ」や「未来への期待」を再確認しました。キャッチフレーズが複数提案され、特に「美瑛の人々の営みが感じられる」表現が好評でした。ロゴデザイン案には、十勝岳や丘を象徴的に表現したものが挙げられ、参加者からは「親しみやすく、美瑛らしさを伝えられる」との意見が寄せられました。第2回ワークショップには、拓真館の前田景さんがアドバイザーとして参加され、デザインに関するアドバイスをいただきました。引き続きロゴ制作に携わっていただきます。
キャッチフレーズ案とロゴデザイン案
各案についての概要は下記の通りです。※キャッチフレーズ案、デザイン案は制作中です。ワークショップで議論されたものが形になりましたら、掲載させていただきます(令和7年1月下旬頃を予定しています)。