
十勝岳山麓の美瑛町・上富良野町では、1926年(大正15年)に発生した大泥流により、144名もの人々が犠牲になるという大災害が発生しました。莫大な量の硫酸性の泥土と流木に埋もれた郷土に並々ならぬ苦労を注いで、復旧・復興を成し遂げられ、その後、昭和37年より北海道庁、昭和63年からは国直轄による砂防事業が着手されるなど、国と地域が一体となって火山との共生を目指す様々な取組が進められてきました。
本シンポジウムは、大正泥流から90年という節目の年を越えた機会に、我が国の火山災害とその対応を学び、大正泥流の教訓や十勝岳火山砂防の意義を改めて認識した上で、火山と共生する地域のさらなる発展に向けた意見交換を行うことを目的として開催するものです。
開催日時
平成29年1月21日(土)13時30分から16時30分(13時開場)
当日の詳細
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