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移住者の声

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移住者の声~藤田知恵子さん~

藤田 知恵子 さん

2022年11月に横浜市から移住した藤田さん。2024年5月、念願のカフェをオープンした彼女に移住前後の暮らしについてインタビューしました。

美瑛町へ移住したきっかけは?

 いつかカフェを起業することを目標に、20代前半くらいからいろいろなカフェで働いてきました。とあるイタリアンバールで働いたことがきっかけとなって、コーヒー文化を学ぶために1年ほどオーストラリアへ留学。そして、海外を旅行するときにはその土地のコーヒー文化を必ず学ぶようにしてきました。
 いずれは北海道に住みたいという想いもあり、数年前に1年間、道内のお店でキッチンスタッフとして働き、そのときにたびたび美瑛を訪れました。景観の美しさに運命を感じ、「この地でカフェを開きたい」と思うようになったことがきっかけです。


▲藤田さんが淹れたカフェラテ。

移住を決断したときの家族の反応はどうでしたか?

 決めたら行動する性格なので、驚く様子はありませんでした。心配しつつ、開業を応援してくれました。

移住前にどのような準備をしましたか?

 東京で開催された移住フェアに何度か足を運び、美瑛での暮らしや求人募集のあるお店についてお話しを聞きました。また、移住前に美瑛を訪れ、起業した方をご紹介いただいたり、仕入れ場所などを盛り込んだ移住体験ツアーを組んでいただきました。移住してから開業するまでの間は、町内の飲食店3店舗で働いたり、農家さんのお手伝いをしながら、美瑛の暮らしや年間の観光客の流れなどたくさんのことを学び、開業に活かしました。住居に関しては、民間賃貸住宅家賃助成制度対象の物件を探し、リモートで内見や契約をして引っ越しをしました。


▲カウンターはお客様とお店の人、お客様同士を繋いでくれる大切な場所だと気づいたのは、移住してから飲食店のカウンターを自身も利用するようになったから。

移住前と移住後で変化したことはありますか?

 生活面や冬の暮らし、雪道の車の運転など、移住する前はいろいろと不安がありましたが、開業するまでの間に働いた町内の飲食店で地元の皆さんと知り合い、移住者の私を受け入れてくれたので、すぐに不安は解消されました。美瑛の皆さんのバイタリティ、行動力、四季のアクティビティを楽しむ姿がとても印象的です。美瑛の食材のおいしさにも驚きました。神奈川県で生まれ育ち、土に触れたり農家さんと知り合う機会がなかった私は、農業の大変さを目の当たりにして、「食」のありがたみをより一層感じるようになりました。今では家族や友人に美瑛を知ってもらいたくて、野菜や特産物を送ると喜んでくれます。


▲美瑛の皆さんにとてもお世話になっていると話す藤田さん。美瑛をたくさんの方に知ってもらいたいとの想いから、「私の好きな美瑛のモノ」を店内で販売中。

移住を検討している方へのメッセージをお願いします。

 どこへ移住するにしても不安や心配事があると思います。美瑛には親身になって不安を解消してくれる移住コーディネーターがいて、町民の方と触れ合えるツアーやイベントもあるので、美瑛に興味がある方は参加してみてください。四季ごとに美瑛を訪れ、体感することもオススメします。

お問い合わせ

住民生活課 移住定住推進室
電話:0166-74-6171

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